
幼稚園・保育園実習で寝坊をやらかしたぁ~
まだ実習続くのにもう行きたくないよ…
保育園実習(幼稚園実習)って、急に大人の世界に社会人として放り込まれた気分になりませんか?
この記事はこんな方におすすめ
- 幼稚園・保育園実習で寝坊してしまった
- 幼稚園・保育園実習で忘れ物をしてしまった
- 幼稚園・保育園実習で些細なミスをやらかし自暴自棄になっている
まだ慣れない保育園実習という社会人生活がスタートするとそりゃあ何かとやらかして失敗してしまうこともありますよね。
最初から完璧な人などそういません。
とは言ってもやらかした本人側もものすごくダメージが大きいですよね。
今回は保育園実習でミスや失敗をやらかしてマイナスイメージがついてしまった学生さんに向けてそこからの改善方法をお伝えしていきたいと思います。
幼稚園・保育園実習で寝坊した時の乗り越え方

迷惑をかけているのはもちろん、心配されているかもしれないので必ず園に連絡をいれてください。
寝坊してしまった時間によってはその日の実習は中止になるかもしれません。
こういった場合、寝坊した当日はかなり自己嫌悪になりますよね。
そして次の日の実習がどうにも行きたくなくなる・逃げ出したくなるくらいハードルが上がりますよね。
しかしここは勇気を持って実習園に向かってください!!
ここで実習先から見られているポイントはあなたの態度と実習に取り組む姿勢です。
必ず反省している態度、謝罪の言葉、実習を続けたいという姿勢を見せるようにしましょう。
幼稚園・保育園実習で忘れ物をした時の乗り越え方
忘れ物の中でも多いのが、提出書類や記録簿。
これは本当にあるあるです。
まずこちらも必ず反省している態度と謝罪の言葉を必ず伝えるようにしましょう。
そしてその日の実習終了後に「急いで帰宅し、もう一度届けた方がいいか?」という確認をしてください。
ここで実習先の先生に実習に対する熱意を伝えることが出来ます。
確かに実習先から帰れると「やっと休める~」と思うところなのですが、先生方からの評価を下げないためにも熱意を見せることを忘れないようにすることはとても大切なことです。
ちなみに
「体調が悪くて、実習記録を書いてこれませんでした。」という理由でも実習先からするとあまり印象がいいものではありません。高熱が出た場合等は別ですが、次の日に実習に行けるくらいであれば忘れないようにした方が無難です。
他にもやらかすケアレスミス
実習生は疲れや緊張もあってケアレスミス(注意していれば妨げたはずのミス)をしやすいものです。
失敗やミスは防げるものなら防ぎたいもの。
以下にご紹介するものは実習生が指導者から指摘されるあるあるネタです。
対策も紹介していますので是非チェックしてみてくださいね。
担当クラス園児の名前と顔が一致していない
- 名簿を見てメモ帳にクラス全員のこどもの名前をメモする
クラスの壁に張り出してあるか、ない場合は担任の先生から借りましょう。 - こどもたちと積極的にコミュニケーションをとり、そのこどもの特徴をメモに書いていく
- 実習から帰宅後もメモを見ながら園児の顔を思い浮かべてみる
目立つ子や印象的な子に関してはすぐ覚えられるかと思います。
実習期間が1週間以上の場合は2週目からは園児の名札やメモを見ることなくクラス全員の名前が言えるように心がけてくださいね。

実習2.3日目にはクラスの半分の子の名前は言えるぐらいにしておくのがひとつの目安です。
そのためには沢山こどもに話しかけるのがポイント!
行動が遅い
実習一日目は正直遅くても仕方ないと思います。
だからこそ1日目は園生活の流れや先生の動きなど細かくメモを取るようにします。
メモをとることばかりに集中すると園児とのかかわりが薄くなってしまうので、細かく何度もメモをとるというよりは、見て覚えたものをまとめて書くという感覚です。
あとはそのメモにとった内容を頭に入れ、次の日には言われなくてもテキパキ動けるようにしていきましょう。
担当の先生になにか指示をされたら、走るなどすぐ対応する姿勢を見せることが大切です。
声が小さい
生まれ持った性格など色々な理由から声が小さく悩んでいる人もいるかと思います。
しかし保育士を志している以上、こどもたちをまとめるためには小さな声では難しいですよね。
まずは大きく息を吸って、「今から相手に私の言葉を伝えるんだ」という気持ちを強く持って発言してください。
敬語がうまく話せない
- 伝えたいポイントを絞る
- オドオドせずまずは堂々とするよう心掛ける
- 学生ならまだ大丈夫。そんなものだと割り切る
- 年配の方とコミュニケーションをとる機会を増やす
- アルバイトを経験しておく
学生のうちは敬語を使う機会がほとんどないのでいざという時、困るというのはよくあることです。
実際に保育士1年目の先生にもよくあること。
先生方に指摘されるということはその実習期間は傷ついたり、落ち込んだりと辛いものですが、その後の人生において役立っていきます。
特に敬語の指摘に関しては社会人になってから避けて通れませんので本当にありがたいことなのです。
私自身、実習期間に敬語を使えているつもりだったのに指摘されましたし、今実習記録を見返してみても、文法はぐちゃぐちゃ、文字は汚く、初歩的な内容にまで赤字で訂正されています。
その数か月後には実際に保育士になれたのであなたも大丈夫!
【幼稚園・保育園実習でやらかした時】気持ちの静め方

実習先でやらかしたミスや失敗によって自分を強く責めてしまうことは誰しも経験することかもしれません。
しかし考え方や気持ちの持ち方1つでだいぶ落ち着くのでまずは以下の項目を試してみてください。
実は現役保育士でもやらかす
ここでは私が保育園に就職してから、私含め他にも色々な先生がやらかしたミスをご紹介します。

きっとこれを知れば自分のミスや失敗が可愛く思えてきますよ♪
- 冷房が壊れているのに報告しない幼児担任
- 寝坊
- 提出書類出し忘れ
- 運動会などの行事で保護者の方の誘導先を間違える
- 給食の材料を発注し忘れる主任先生
こんなミスをする人達も保育士として働いているのです。
中には実習生さんには厳しく指導するものの自分は出来ていないなんていう先生も…
だからと言って自分もそうなっていいというわけではありませんが、少しでもあなたの気持ちにゆとりが出来たらと思いご紹介しています。
若いうちに失敗を重ねる事は学びになる
もちろん園児の命に関わる事に関しては例え実習生だとしても細心の注意を払わなくてはならないのは大前提ですが、実習中にやらかしてしまうとどうしても自分を責めたくなるし、もはや実習を辞退したくなるくらいのダメージが降りかかってきますよね。
もちろん注意されたり、怒られたりするということもあり余計にネガティブな気持ちになるものです。
でもそういう風に心や脳に強い記憶として残る感情というのは絶対的な学びになります。
つまり、「次こそは絶対に同じ失敗をしない!」という風に嫌でも学習するのです。
仮に寝坊をして園に迷惑をかけてしまったとしても、その時自分の心に物凄い罪悪感を感じていれば次の日もまた寝坊するということはないはずです。
失敗をすればした分だけ、それは大人になった時の肥やしになります。

大人になってから失敗するより絶対にいいですよ!
実習期間は実習生にとっては長く感じるものですが、学生生活のうちのわずかな時間だけなので実習が終われば、先生方もあなたのことをずっと覚えているということはほとんどありません。
まとめ

結論、どんなミスや失敗をしてしまったとしても「この先、自分はどう行動すべきか?」に重点をおいて、反省した態度と前向きな姿勢を見せ続けることが何よりも大切です。
指導担当の保育士も、園長先生もやっぱりそこは重点的にチェックしています。
一番やってはいけないのは「自分はこんなミスや失敗もやらかすダメ人間なんだ…」と自分を責めてばかりでそこから何も学ばないこと。
そういった考え方は実習態度にも反映しやる気がない実習生とみられても仕方ないので注意が必要です。
実習はミスや失敗をやらかしてそれを指摘してもらう場所と考えておくぐらいがちょうどいいかと思います。
将来、「あの時、指摘されておいてよかった」と思える日が来ますよ。
今だけ!と思って頑張って乗り越えてくださいね。
応援しています。