保育園・幼稚園実習

【保育実習の自己紹介】園児の心を掴むアイディアはコレ♪

保育実習生

保育実習の自己紹介、なにやればいいんだろう~
アイデアが思い浮かばないよ~


という悩みを抱えていませんか?ここでは保育実習を実際に経験した元保育士、現子育てママのさくらが保育実習の自己紹介で子どもの心を掴むアイデアをお伝えします。

元実習生、保育士のWの目線で解説していくので是非参考にしてみてくださいね。

保育実習の自己紹介で心がけること

子ども 園児

年齢に見合った出し物を選ぼう

極端な話ですが、例えば自己紹介でクイズを出し物として用意した際に、相手が0歳児だった場合、クイズの意味が伝わらず子どもたちは楽しめませんよね。自分の用意する自己紹介の出し物は、相手の年齢に見合っているのか?ということを考えながら決めるようにしましょう。

用意に手間のないものを選ぼう

自己紹介に紙芝居や本格的なペープサートなどに、荷物として場所を取ったり、自己紹介するまでの用意に時間がかかるものはあまり好ましくありません。実習中、もしくは実習前に手の込んだ出し物を用意することはとても関心すべきことですが、園生活は常に時間との勝負というところもあり、自己紹介に時間をあまりとれない場合もあるので、パッと始められるようなものにしましょう。

「せっかく用意したのに、持ってくるのを忘れた!」と事前にテンパることがないように、自己紹介グッズとしてひとつの袋やポーチ等にまとめて手軽にすぐ始められるようにしておきましょう。

流れを意識しよう

自己紹介グッズを作っているということを忘れて、出し物づくりに没頭するあまり、目的がブレてしまうことがあります。自己紹介ひとつするのも実習生活を過ごす上で大切な勉強ポイント。子どもを楽しませることは大切なことですが、自己紹介という本来の目的を忘れず、ねらいを考えながら自己紹介の出し物や流れを考えていきましょう。

楽しい雰囲気づくりを意識しよう

「今から何が始まるんだろう?」「この先生はどんな人なんだろう?」子ども達がいかに楽しめるか?ということに重点をおいて、やっつけ仕事のように処理するのではなく「この先生は楽しい先生なんだ!」と思ってもらえるように自分の喋り方や声のトーン、明るく笑顔な表情などに気を付けながら自己紹介の時間を有意義なものにしていきましょう。

保育実習の自己紹介アイデア

こちらではそれぞれの年齢に見合った自己紹介のアイデアを紹介しています。是非参考にしてみてくださいね。

手遊び

「はじまるよ」で導入

「はじまるよ」と言えば有名な手遊びですよね。これでまず子ども達をこちらに集中させて自己紹介をする。というシンプルな流れです。子ども達も楽しく手遊びをした後で新しい実習生の先生を知ることが出来やすく、特に用意する品もないのでスムーズに自己紹介ができます。

手作り自己紹介グッズ

名前カード【幼児向け】

厚紙に自分の名前の頭文字の絵を描いて子どもの興味をこちら側に持ってくるというアイデアです。

自己紹介の例

実習生:「○○組の皆さんこんにちは!まずこのカードを見てみてね!このカードに書かれている絵は何かな?」
(1枚ずつ見せる)
子ども:「かな!じら!いおん!」
実習生:「その通り!私の名前はさかなの【さ】とくじらの【く】とらいおんの【ら】がつく【さくら】といいます。さくら先生って呼んでね!よろしくお願いします。」

割りばしでペープサート【乳・幼児向け】

絵を描いた画用紙を切り取って割りばしに貼り付けるという簡単にできるペープサート。自分と園児に見立てたふたつのキャラクターを作り、「あなたのおなまえは?」等簡単なつかみのの手遊びを一緒にやりながら自己紹介するというのもおすすめです。

持ち込み

ぬいぐるみやパペット人形【乳児向け】

パペット人形を持ち込み、園児たちは目で楽しみながら自己紹介するという方法もあります。最近ではスリーコインズや百円ショップでも簡単にパペット人形が手に入るようになりました。

乳児は特に凝った作りでなくても可愛らしいものや目を引くものは大好きなので充分に関心を示せるかと思います。何もなくただの言葉の自己紹介よりも楽しみながら集中できるいう点でもおすすめです。

保育実習で自己紹介グッズを用意するメリット

実習園での評価があがる

子ども達はもちろん、担任など実習園の保育士から印象がよいです。「きちんと前もって用意してきているんだな・やる気がある実習生なんだな」という印象を持ってもらいやすいです。こういったひとつひとつの実習園からの印象がその後の実習生活を左右することもあります。

自己紹介は始まりの節目なので、子ども達や先生方からやる気のある保育士を印象付けるためにも自己紹介の出し物は言葉だけでなく、何か用意しておくことは大きなメリットと言えます。

保育現場での制作の経験が将来の肥やしになる

実際に保育士になると運動会や発表会、誕生日や季節ものなどたくさんの制作物をつくることがあります。もちろん、保育士でも美術など絵や制作物、工作が苦手な先生も沢山います。それでも保育士になった以上制作物からは逃れられません。

保育士になる前にこういった経験を少しでも積んでおくことは大切なことです。無駄はひとつもありません。実際に学校の授業で使うものと違い、実際に保育現場で子どもたちの目に触れながら自分の制作物や考えた出し物を実演するというのは制作する面でも緊張するという面でもとても大切な体験となります。

ただの自己紹介より子どもが楽しむ

ただ、言葉を並べるだけの自己紹介よりも、絵や歌や様々なものを使って楽しく演出してくれる自己紹介のが子どもにとって楽しいに決まっています。自己紹介の仕方によっては子どもがあなたの名前や顔を覚えてくれる点でも印象付けるという面でも大きく差が開きます。

楽しい雰囲気の先生と思われた方が実習が深みを増すので制作や準備は大変ですが、やった方がおすすめです。

まとめ

ひまわり畑

保育実習先での自己紹介のアイデアに困っているという方に向けてそのアイデアやメリットについて解説してきました。自己紹介での出し物は工夫次第では簡単に準備することが出来ます。

実習はとてつもなく憂鬱になりがちで、夜も眠れなくなるほど日誌や指導案など様々な提出物を埋めていかなければならず気が滅入りそうになることと思います。そんな中で作業がひとつでも増えるのは正直やりたくない以外の何物でもないですよね。

しかしこの努力一つで実習園からの印象すなわち評価も変わってくる実習生の意識すべきポイントですので、ここは頑張って準備していきましょう。

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