子どもに好かれる保育士になるコツ

【これで見下されない!】保育士がこどもに舐められない方法

保育士

他の先生の言うことは聞くのにどうして私の言うことは聞いてくれないんだろう…

保育士

子ども達が明らかに私を見下してる…

つらい…

  • ベテランなど先輩保育士の言うことは聞くのに自分の声掛けは聞いてもくれない園児。
  • 他の先生の前では怒られるからしないようなことも自分の前ではしてくる園児。



そんなこども達に悩まされていませんか?

こどもには舐められ、保育士達からは冷たい態度をとられ…これは保育士として自信がなくなってしまう瞬間の一つですよね。

よく「舐められるという考え方自体よくない」とアドバイスをしている方がいるのですが、舐められていると感じている保育士さんからするとそのアドバイスはしっくりきませんよね。

この記事はこんな方におすすめ

  • 保育士なのに子どもに舐められていると感じる
  • 園児に舐められない方法が知りたい


今回はそのような悩みを抱えている保育士の方に向けた「こどもに舐められないための方法」をご紹介していきたいと思います。

幼稚園教諭の方でも同じような悩みを持っている場合は是非参考にしてみてくださいね。

こどもから舐められない保育士・幼稚園教諭になる方法

保育士さんであれば、職場で何度も耳にしているであろう「こどもは大人をよく見ている」という言葉。

まさにその通りで、こどもだって忖度できる子もいるし、それぞれ大人によって自分の出方を変えることも出来ちゃいます。

そんな子どもたちが大人でも見落としがちな部分を見直すことで子どもの出方も変わることがあります。

声をハキハキ発することで舐められない保育士に

自信の無い喋り方は子どもにとって「あ、この先生は大丈夫だ」と見下す原因のひとつです。

自分の喋り方がオドオドしてないか、声が小さすぎないか、自信なさげじゃないか。

この3点をチェックし、もし当てはまっていれば、その逆を目指すように研究してみましょう

常にクラス全体に目を配り、些細なトラブルも察知することで舐められない保育士に

保育室でのトラブルはどんなに部屋の隅で起きていても保育士はクラス全体を把握してすぐに対応できるようにしておかなければなりません。

室内遊びの時、保育士はなるべくこどもに背を向けないように座りますよね。

そうすることで保育室全体を見渡すことができます。

こども達同士の口論や、手が出るようなトラブルなどは比較的保育士も注意してみているかと思います。

しかしオモチャの使い方をわざと間違えている子や、口論にまではいかないような小さなトラブルなど、見過ごしてしまいそうな状況まで把握していきましょう。

そして必ずハキハキ声を意識して注意をします。

そうすることで子どもたちに「先生は見ているよ」という信号をおくることができます。

見過ごしてしまうということは「この程度ならやっても怒られないや」という考えを誘導してしまうことに繋がります。

職場内での人間関係を見直すことで舐められない保育士に

園生活の中で子どもたちは保育士同士のコミュニケーションをよく見ています

よく先輩など他の保育士にも舐められていたり、怒られている姿を園児が見ていると「この先生は、あの先生より立場が下なんだ」と学びます

そこから子ども自身、先生に対しての関わる態度が変わってくることもあるのです。

保育士間でのコミュニケーションを見直してみましょう。

どうもそのステップで止まっている場合は、こどもに舐められるという問題の前に保育士間での人間関係を改める必要がありそうです。

保育士・幼稚園教諭が子どもに舐められる原因チェックリスト

あなたが普段何気なくやっている行動、表情、しぐさの中に、園児たちから舐められやすい原因が隠れている可能性があります。

YESマンになっている

こどもに対しても他の職員に対してもそうですが、NOということが苦手という人は子どもからも「どうせこの先生は断らないだろう」と見下されてしまうことがあります。

できること、できないこと。やっていいこと、ダメなこと。この辺りのメリハリをきちんと示せるようになることが大切です。

こどもに対して、怒り方のレベル分けが出来ていない

こども達と過ごす中で、大事ではないが軽く注意をしなければならないというのはよくある場面ですよね。

例えば、オモチャを片付けず、次の遊びに移ったり、室内遊びの時間なのに廊下に出ていたり…

しかしケガを伴うような激しいトラブルが起こった時にも軽いトーンで注意していませんか?

このようなトラブルが起きる場面では、ただの注意と違い、保育士の声も大きくし「メなこと、してはいけないこと」と分かるような厳しいトーンなど注意の仕方にもメリハリをつけなければなりません。

保育士(幼稚園教諭)同士の人間関係がうまくいっていない

保育士同士のコミュニケーションというのも子どもたちはよく見ています。

この先生はあの先生より立場が下なんだと学習してしまうことがあるのです。

園児たちから舐められている保育士というのは職場内の人間関係でもそのような目で見られているということも少なくありません

もちろん保育園によって違いますし、舐めてくる保育士もそうそういないと思いますが、どちらにせよ一度職場での人間関係を振り返ってみることをお勧めします。

やってあげてしまっている

保育園は子ども達が出来ないことにぶつかっても、それを克服していくために成長するための場でもあります。

オモチャの片づけや衣服の着脱、給食などの飲食、手洗いなど…

時短だから、その方が楽だからそのほとんどをやってあげていませんか

すると園児は「この先生はやってくれる先生だ」と甘えが芽生えてしまいます

自分で行動するような言葉がけを意識し、必要のない甘えはきちんと見極められるようにしましょう。

しかし、月齢やこどもの精神状態によって介助や援助が必要な場合もあるので臨機応変に見極めることも大切です。

周りから「優しい」という印象を持たれている

「優しい」と聞くと一見、聞こえがいいのですが、保育士でいう「優しい」というのは場合によって「こどもに舐められがちな先生」という思いが隠されている場合があります。

優しい(だけの)先生というのはやはりこどもがそのやさしさに甘えてしまうので園生活が円滑に進まないことが沢山あります。

例えば、比較的荒れているクラスがある場合は、優しい先生は休憩対応に入れられません。

なぜならこどもをまとめることが出来ないだろうと思われているからです。

保育士の中には優しい先生が苦手な人もいます

園生活は時間との勝負なので、優しい(だけの)先生というのはその足かせとなってしまうのです。

厳しいことを言うようですが、優しいという印象を持たれている場合は一度自分の保育姿勢を見直す機会として考えてみてくださいね。

意見したり人前に立つことが苦手

意見することも人前に立つことも保育士にとっては必要不可欠。

しかし苦手な人が意見したり人前に立つ場合、その自信の無さが表情や声のトーンから周りに伝わってしまうんですよね。

それは保育士間だけではなく、その姿を見ていた子どもたちにも伝わってしまうものです。

性格的な問題もあるかもしれませんが、ここは練習や経験が重要となってきます

苦手だとしても、前に出る機会がある場合はなるべく前に出る姿勢を見せそういった経験を増やすことが大切です。



これらの原因は周りの保育士からは直接指摘しにくいもの。

そのため、自分自身で原因に気づくのが難しい場合がほとんどです。

また仮に直接指摘された場合のショックは計り知れないでしょう。

今のうちに自分で気づき、当てはまったら必ず改善するよう心掛けてください。

ここを変えればこどもの出方も変わる

今までの自分の保育士としての在り方をもう一度思い返してみてください。

声のトーン、表情、その表情からでるオーラ、何気ない行動。

まずはこれらを振り返ってみて、紙に書き出してみましょう

そして客観的に見てみて下さい。

「こどもに舐められたくない」という思いが強くある場合、今の自分を変えなければなりません

子どもに舐められるということは絶対に原因があるはずです。

その原因に気づけたら、勇気を持って変わる努力をしてみましょう。

ひとつひとつ向き合うことは大変なことかもしれません。

それでも向き合い、改善していくことで子どもたちの出方が変わっていきますよ

まとめ

ひまわり畑

「園児が自分を舐めている」

心当たりがある保育士の方は出勤するのがイヤになるくらいつらいし、困ることと思います。

しかしあまりに思い当たる場合は必ず自分自身に原因が隠れているのです。

それは分が意図せず、気づいていないような場面で出ているのかもしれません。

そして「自信の無さ」や「本来の性格」が原因となっていることも少なくありません

「性格だからどうすることもできない」とあきらめていては変わることはできません。

あなたが変われば園児の出方も変わります

この記事が少しでもあなたの参考になればと思います(^^)

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